8大会ぶりにW杯予選敗退のアメリカ、指揮官が責任を取り辞任「言い訳はなし」

2017年のCONCACAFゴールドカップを制し、トロフィーを掲げるアリーナ監督 photo/Getty Images

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悔しさをバネにさらなる成長を!

アメリカサッカー連盟は13日、同国代表の指揮官を務めていたブルース・アリーナ監督が辞任したことを発表した。

2016年11月にユルゲン・クリンスマン前監督の後任として、自身2度目のアメリカ代表指揮官へ就任したアリーナ監督。しかし、ロシアW杯・北中米カリブ海最終予選で思うような勝ち点を積み上げることができず、最終節でトリニダード・トバゴに敗れたことで、順位を5位まで下げた。この結果、アメリカは1986年のメキシコ大会以来、8大会ぶりに予選で姿を消すこととなっている。

これを受けて、アリアーナ監督は辞任を決断。同連盟の公式サイトを通じて「私のキャリアにおいて、2度目のチャンスを与えてくれたことを光栄に思っているし、感謝している。昨年11月にこの仕事を引き受けたとき、大きな挑戦になることはわかっていた。この計画に関わる誰もが最善を尽くしたが、十分ではなかった。言い訳はなしだ。この仕事を達成できなかった責任を私が取る」とコメントした。
さらに「この国のサッカーは今後数年、数十年で成長していくことを確信している。困難な時期ではあるが、正しい方向へ進んでいると信じているよ。私はアメリカ代表の選手とコーチを信じているし、みんなの努力が明るい未来を照らしたままだと思う」とエールを送っている。

アメリカはこの悔しさをバネに、さらなる成長を遂げることができるのだろうか。

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