今のエヴァートンはファン・ハール体制のマンUのよう 苦しいチームに厳しい指摘

エヴァートンに復帰したルーニー photo/Getty Images

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今夏の大型補強がヒットせず

今夏積極的な補強に動いたエヴァートンが苦しんでいる。エヴァートンは昨季プレミアリーグで7位に入り、今季はトップ6を脅かす存在になるとまで言われてきた。今夏の補強を見ればそう考えるのも自然なことだろう。

ところが今季は開幕から勝てない試合が続き、現在は2勝2分4敗でまさかの16位だ。トップ6を脅かすどころか降格圏も見える順位にまで沈んでいる。FWロメル・ルカクが退団したものの、サポーターもここまで落ち込むとは予想していなかっただろう。

そんなエヴァートンに厳しい指摘をしているのが元アーセナルDFマーティン・キーオン氏だ。
同氏は「エヴァートンの選手たちには自信がない。動きもなく、置物のようだ。まるでファン・ハール体制のユナイテッドを見ているようだよ。個人的にはシグルズソンとルーニーを同時起用するのはアンバランスだと思うね」とコメントしており、今夏の補強の目玉でもあったギルフィ・シグルズソンン、復帰させたウェイン・ルーニーの同時起用にも疑問を抱いているようだ。

ルーニーとシグルズソンの加入もあって中盤でボールを落ち着かせることはできるが、ルカクが退団したことで縦への推進力は欠けてしまった。ファン・ハール政権時のマンUはポゼッションしているだけで進展のないチームとも言われたが、同氏は同じようなものを感じ取っているようだ。

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