インテルに敗れたミラン、ひとまずモンテッラ体制続投へ CEO「単に時間が必要なだけ」

今季初のミラノダービーを落としてしまったミランのモンテッラ監督 photo/Getty Images

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再度、指揮官への信頼を強調

今季初のミラノダービーでインテルに惜しくも敗れたACミランだが、同クラブの指揮官を務めるヴィンチェンツォ・モンテッラ監督は、ひとまず続投することとなりそうだ。

15日に行われたセリエA第8節でインテルと激突したミランは、今季無敗の宿敵を相手に2度追いつくも、マウロ・イカルディにハットトリックを決められ、2-3で敗戦。リーグ戦3連敗で、今季4つ目の黒星を喫することとなった。

前節ローマ戦の敗戦からたびたびモンテッラ監督の解任説がイタリアでは浮上しており、ミラノダービーの結果次第では噂が現実のものになるのではないかと、いくつかの地元メディアが報じていた。しかし、ミラノダービー後に伊『MEDIASET PREMIUM』のインタビューに応じたミランのマルコ・ファッソーネCEOは「クラブはモンテッラを後ろからサポートする」とコメント。再度、指揮官への信頼を強調している。
さらに「このようなダービーで敗れたことは残念だ。特に後半のパフォーマンスは素晴らしかったからね。前半は確かにひどかったが、試合中に改善し、2つのゴールを奪うことができた。スタートから8試合で、4つの敗戦を味わうことを予想の範囲内と言えば、私はただの愚か者だ。ただ、実際に起こってしまった。病気になったとき、患者には薬も必要だが、いくつかの状況では時間が解決することもある。ミランもただ単により多くの時間が必要なだけだよ」と述べた。

ローマ戦やインテル戦では決して悪いサッカーをしてないだけに、非常に悔やまれるミランの連敗。しっかりチームを立て直し、調子を取り戻すことができるのか。ミランは次節、22日にジェノアをホームへ迎え入れる。

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