復活のカギは“ミラン魂”!? モンテッラ監督、ダービー落とすも今後に手応え

新生ミランを率いるモンテッラ監督 photo/Getty Images

今後をポジティブに捉える指揮官

今夏の移籍市場で積極補強を行うも、セリエAで思うような成績を残せていないACミラン。多くのレジェンドやクラブ関係者が口を揃えて「今は時間が必要」と言うが、はたして時間が解決してくれるものなのか。指揮官の進退を巡って賛否両論あるが、ヴィンチェンツォ・モンテッラ監督は新生ミランに、少なからず手応えを感じているようだ。

15日に行われた今季初のミラノダービーでインテルに2-3で敗れ、第6節のサンプドリア戦から悪夢の3連敗。ミランは早くも4つ目の黒星を喫することとなり、10位まで順位を下げている。しかし、前節のローマ戦(0-2で敗戦)や今節のインテル戦では、決して悪いサッカーはしていない。いく度となく惜しいチャンスを作り出し、相手守備陣を脅かしている。

伊『MEDIASET PREMIUM』のインタビューに応じたモンテッラ監督も「後半は、ミラン魂と素晴らしい巻き返しを見せてくれた。私は選手たちを誇りに思う。これは私が望んでいるものだ。ポイントを取ることはできなかったが、正しい道を進んでいる。今後をポジティブに捉えることができているよ」とコメントした。

さらに「今の順位を考えると、全てが手の届かない位置にあるように見える。ただ、今季はまだまだ長い。チームの地盤を固めることだってできるはずだ。このチームは様々なことを言われるかもしれないが、素晴らしいクオリティを持っている。私はまだ、トップ4フィニッシュが絶対に可能だと考えているよ」と意気込みも明かしている。

はたして、ミランはチームを立て直し、勝利街道に乗ることができるのか。同クラブは次節、22日にジェノアをホームへ迎え入れる。

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