迷走するミラン、ホームでアテネと痛恨のドロー ロカテッリ「ヤジを飛ばされて当然」

相手選手と激しいデュエルを行うロカテッリ photo/Getty Images

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チャンスを活かしきれず、公式戦で3試合連続白星なし

ACミランは19日、ヨーロッパリーグ(EL)のグループステージ第3節でAEKアテネをホームへ迎え入れた。

2連勝でグループGの首位に立っているミラン。ホームのアドバンテージを活かし、この試合でも主導権を握る。データサイト『WhoScored』によると、積極的に攻撃を仕掛けて90分間で22本のシュートを放ち、ボール支配率は60%を超えたが、最終的にゴールネット揺らすことができず。痛恨のスコアレスドローで試合終了のホイッスルを迎えた。この結果、ミランはEL・グループGの首位をキープしたものの、公式戦では3試合連続で白星から遠ざかることとなっている。

試合後、この一戦でフル出場を果たした期待の若手MFマヌエル・ロカテッリが伊『sky SPORT』のインタビューに応じ、次のように述べた。
「ファンがヤジを飛ばすことには、様々な理由がある。僕らは偉大なチームだし、それを証明しなければならない。この結果ではヤジを飛ばされて当然。反論の余地がないよ。僕たちにはクオリティがあるが、ファンを失望させないためにピッチでそれを表現する必要がある」

一方で、ロカテッリはこのインタビューで再起も誓っている。

「僕らは現在、得点を挙げることに苦労している。それを改善するために、もっと分析しなければならない。ハードワークすることが(復活の)秘訣となるかな。そのうちより良い時代が来ると思う」

ここ数試合は苦しい戦いが続いており、迷走するミランだが、調子を上向きにするキッカケを掴むことができるのか。同クラブは22日に行われるセリエA第9節で、ジェノアとホームで対戦する。

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