誰が来ても最後は長友佑都がスタメンになる! 伊メディアも奇妙な法則と驚き

インテルの長友佑都 photo/Getty Images

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毎回の移籍市場で放出候補と言われるが……

インテルに所属する日本代表DF長友佑都のサムライ魂にイタリアサッカー界も驚いているのではないだろうか。長友はインテルで200試合以上に出場しており、世界を代表する名門クラブで戦い続けてきた。しかし、評価がそれほど高いわけではない。移籍市場が来るたびに放出の噂が流れ、インテルはより質が高いとされるサイドバックを補強してくる。ところが、最終的には長友がまたスタメンに戻ってしまうのだ。

伊『Calciomercato』は何度も起こるこの現象を「奇妙だ」と伝えており、これまで何度もポジションを奪い返してきた長友に注目している。

残念ながら近年のインテルは思うような結果を残せないシーズンが続いていたため、指揮官がコロコロと変わってきた。長友もレオナルド、ワルテル・マッツァーリ、ロベルト・マンチーニ、ステファノ・ピオリ、現在のルチアーノ・スパレッティなど多くの指揮官と仕事をしてきたが、その中で何とか生き残ってきた。
同メディアはこれまでアルバロ・ペレイラ、ドドー、サントン、アレックス・テレス、ジャネル・エルキン、クリスティアン・アンサルディらが長友に敗れてきたことを取り上げており、最後まで諦めずに戦った末にポジションを勝ち取ってしまう長友に驚いている。

今夏クラブに加入したダルベルト・エンリケはまだどうなるか分からないが、現時点では長友の方がビッグゲームで起用される機会は多い。パフォーマンスレベルでもダルベルトより長友の方が信用できるのも事実だ。ダルベルトまでポジション争いに敗れたとなれば、さすがにイタリアサッカー界も長友を認めざるを得ないだろう。どんな苦境でも折れずに努力を続ける長友のメンタルはまさにワールドクラスと言えよう。

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