ワールドクラスと軽々しく呼ぶのはやめろ キャラガー氏「ケインはまだワールドクラスではない」

ゴールを量産するケイン photo/Getty Images

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ワールドクラスだらけの世界に違和感

現在のサッカー界では少しでも良いプレイをしたり、ブレイクした選手をワールドクラスと称賛するケースが多いが、かつてリヴァプールで活躍したジェイミー・キャラガー氏はこうした傾向に疑問を持っているようだ。

英『The Telegraph』によると、同氏はワールドクラスやレジェンドといった言葉が軽々しく出てくることが気に入らないようで、国内リーグで結果を出しただけでワールドクラスと呼ぶことには納得していない。その標的の1人にトッテナムFWハリー・ケインを選んでおり、まだチャンピオンズリーグやワールドカップなど国際舞台で目立った結果を出していないケインをワールドクラスと呼ぶのは早すぎるとコメントしている。

「多くの選手がワールドクラス、レジェンドと評されているが、我々はそうした賛辞を与える前に考えるべきだ。私はケインがワールドクラスとの意見に賛同していない。彼はまだワールドクラスではない。ワールドクラスの選手というものはチャンピオンズリーグの準々決勝以降も輝きを放っているものだ」
確かに国内で結果を出しただけで「ワールド」と呼ぶのは不自然かもしれない。同氏はケインが今季チャンピオンズリーグで上のラウンドへ進んでインパクトを残す可能性もあると期待をかけているようだが、ワールドクラスやレジェンドといった言葉はもう少し慎重に使うべきかもしれない。

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