「謙虚な英雄」 ブンデス公式が”スーパーブロック”を誇らない長谷部の姿勢に驚き

シュートをブロックする長谷部 photo/Getty Images

ドルトムント戦でスーパーブロックも、失点を反省

今やフランクフルトに欠かせない選手となった日本代表MF長谷部誠は、21日のドルトムント戦でチームの危機を救うスーパーブロックを披露した。

後半ロスタイムにヌリ・シャヒンのシュートをゴールライン上で体を張ってブロックした長谷部には称賛の声が挙がっていたが、ブンデスリーガ公式サイトが驚いているのは長谷部の謙虚さだ。

この試合は長谷部のブロックもあって2-2のドローに終わったが、長谷部本人は2失点に自身も絡んでしまったと反省の弁を述べていた。確かに1失点目の場面ではシャヒンをマークしきれなかったが、同サイトは長谷部を「謙虚な英雄」と反省する長谷部の姿勢に驚いている。

本来であれば試合終了間際のスーパーブロックで勝ち点1を拾ったことに満足するかもしれないが、長谷部は守備を統率する者として2つの失点に納得がいかなかったのだろう。この謙虚さこそ長谷部がクラブ、代表の両方で頼られる理由であり、ブンデスリーガで日本人最多出場記録を持っていることも頷ける。

指揮官ニコ・コバチは長谷部がベテランとして若手の手本になることを願っているが、謙虚な部分は見習うべき点が多いと言えそうだ。

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