「まるでアーセナルのようだ」 G・ネビル氏がリヴァプールに厳しい指摘

リヴァプールを率いるクロップ photo/Getty Images

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攻撃は魅力的でも守れない

爆発的な攻撃力でサポーターを魅了するものの、守れないためにリーグ制覇に届かない。近年のリヴァプールはこのような戦いを続けてきた。現在のチームにもフィリペ・コウチーニョ、ロベルト・フィルミーノ、サディオ・マネ、新加入のモハメド・サラー、負傷離脱中だが創造性のあるアダム・ララーナと強力なアタッカー陣が揃っている。

ところが、リヴァプールはとにかく守れない。大量失点してしまうケースも多く、安定感の無さが大きな問題だ。そんなリヴァプールを「アーセナルのようだ」と厳しく指摘しているのが元マンチェスター・ユナイテッドDFガリー・ネビル氏だ。

英『METRO』によると、同氏は近年のリヴァプールの守備がもう少し整備されていればプレミアリーグのタイトルを獲得することも可能だったと見ており、毎シーズン同じようなことを繰り返すチームを嘆いている。
「リヴァプールはロジャースの下で守備をもう少し上手くやれればプレミアを制することができたはずだった。彼らは過去3シーズンで50点、48点、50点と失点している。今季も彼らはアウェイで最も多くの失点を喫したチームだ。これは間違いだよ。アンフィールドは要塞だが、彼らはアウェイでプレッシャーを受けると崩壊する。まるでアーセナルのようだよ。毎シーズン同じものを見続けていて、デジャプのようだ」

アーセナルもアーセン・ヴェンゲルの下で魅力的なフットボールを披露しているが、守備には問題も多い。リヴァプールも同じような課題を抱えており、毎シーズン同じようなことを繰り返していると指摘されても仕方がない。ルイス・スアレス、ダニエル・スタリッジ、ラヒーム・スターリングを擁して優勝に近づいた2013-14シーズンも同じだったが、守備を再構築しない限りリヴァプールがプレミアを制するのは難しいだろう。

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