イングランド代表は目標を落とすべき? ヴィアッリ氏「もう少し謙虚に期待度を低くすれば」

EURO2016でアイスランドに敗れたイングランド photo/Getty Images

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近年も国際舞台で結果残せず

イングランド代表は必ずワールドカップに出場してくる強豪国の1つで、優勝候補の一角に挙げられることも多い。しかし元イタリア代表FWジャンルカ・ヴィアッリ氏は、過度な期待をするのはやめた方がいいのではと主張している。

米『ESPN』によると、同氏はイングランドの選手たちがプレッシャーに対処する術を身につけていないと考えているようで、サポーターが期待をかけすぎている現状に違和感を覚えているようだ。

「ファンは過剰な期待をしすぎている。大会に向けてもう少し謙虚になり、期待度を低くすれば良いかもしれないね。イングランドの選手たちはプレッシャーに対処する術を学んでいない。イタリアでは試合に敗れれば警護無しにスタジアムを出ることはできない。だがイングランドでは負けてもベストを尽くせばサインを求められるからね」
イングランドは黄金世代と言われたEURO2004、2006ドイツワールドカップでも思うような結果を残せなかった。ワールドカップでもベスト4に進出したのは1990イタリア大会が最後だ。前回の2014ブラジルワールドカップに至っては死の組ながらグループステージ敗退だった。結果だけを見れば優勝候補に推すのは無理があるかもしれない。

ただし今のチームはハリー・ケインやデル・アリなど若い実力者が多く出てきており、それがサポーターの期待を煽っている部分もある。まさかのアイスランド代表に敗れたEURO2016の時も、若いイングランドは2018年大会が1つの勝負とも言われていたほどだ。期待をかけたくなるのも当然だが、同氏の言葉通り目標を落として応援した方が楽な気持ちで見ることができるかもしれない。

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