ムバッペ以外にもゴールデンボーイ賞にふさわしい選手がいる 今年は若手の躍動が凄かった

ゴールデンボーイ賞に輝いたムバッペ photo/Getty Images

欧州で旋風を巻き起こした4人を英メディアが特集

先日発表されたゴールデンボーイ賞2017には、現在パリ・サンジェルマンでプレイするFWキリアム・ムバッペが選出された。同賞は1年を通して欧州で印象的な活躍を見せた若手選手を対象としたものだが、そこでムバッペは圧倒的な得票数でNo.1に選出された。

しかし凄いのはムバッペだけではない。英『Squawka』は、2017年の1年間は若手選手の大ブレイクが目立ったと特集している。今回はムバッペが獲得したが、他にも印象的な活躍を見せた選手はいる。

マンチェスター・シティで得点を量産するガブリエウ・ジェズスもそうだ。ジェズスはプレミアリーグの環境にあっさり順応し、マンCでは出場23試合で15ゴール6アシストと大暴れ。現時点で72分に1度得点に絡んでいる。ブラジル代表でも主力になっており、まさに大ブレイクだ。

ムバッペと同じく今夏に高額な移籍金でドルトムントからバルセロナに移籍したFWウスマン・デンベレも凄かった。デンベレは左右両足を巧みに使ったドリブルとスピードが最大の持ち味で、突破力ではムバッペをも上回るかもしれない。得点数はやや少なくなるが、ドルトムントでは2017年に22試合4ゴール8アシストの記録を残している。

マンチェスター・ユナイテッドのマーカス・ラッシュフォードも忘れてはならない。ルイ・ファン・ハールに才能を見出されたラッシュフォードは現在のジョゼ・モウリーニョの信頼も掴んでおり、ウイングとしてプレイタイムを確保している。昨季はヨーロッパリーグ制覇なども経験し、43試合12ゴール8アシストの成績を残した。

同メディアは誰がゴールデンボーイ賞に選ばれても文句はなかったのではないかと伝えており、確かにこの4人の活躍は欧州サッカー界で目立っていた。今回同賞を獲得した18歳のムバッペもモナコで30試合20ゴール、PSGで9試合4ゴール4アシスト、代表では8試合1ゴール1アシストと大暴れだった。この4人が今後のサッカー界で主役になっていく可能性も大いにあるだろう。

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