ケインが負傷すればトッテナムは終わる 「彼がフィットし続ければタイトルの可能性ある」

トッテナムのケイン photo/Getty Images

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ファーディナンド氏がケインの重要性を語る

今季もマウリシオ・ポチェッティーノの下で魅力的なフットボールを展開しているトッテナムは、アーセナルやリヴァプールがタイトル争いから脱落したと言われる中で必死にマンチェスター勢に喰らいついている。現在は勝ち点でマンチェスター・ユナイテッドと並ぶ3位につけており、まだプレミアリーグ制覇の可能性は十分残っている。

しかし、それはハリー・ケインがいる場合に限られる。例えば首位のマンチェスター・シティはセルヒオ・アグエロを失ってもガブリエウ・ジェズスがいるため、大問題とはならない。事実アグエロ不在の試合でもマンCはしっかり勝っている。しかしトッテナムの場合はそれができない。

英『FourFourTwo』によると、解説を務めるリオ・ファーディナンド氏もケインが負傷などで離脱すればトッテナムの希望は消えるとの見方を示している。
「ケインがフィットし続けていれば、タイトルの可能性はある。だが彼が負傷すれば、チャンスはない。彼はお守りのような存在だ。トッテナムが彼だけのチームと言いたいわけではない。1人に頼ったチームという意味ではないんだ。ただプレミアリーグを制するには得点を量産してくれる9番が必要だ」
先日マンCを指揮するジョゼップ・グアルディオラがトッテナムのことを「ハリー・ケインチーム」と呼んだことにポチェッティーノが抗議する一幕があったが、ケイン頼みのチームとの指摘も間違いではない。トッテナムが優勝を狙うにはケインが再び得点王を獲得するほどのフル稼働が必要で、穴を埋めることはできない。トッテナムにもリーグ制覇の可能性は残されているが、ケインのコンディションを1シーズン維持出来た場合のみとの条件付きだ。

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