“トップ下”でプレイできないエジルは何を思う? 「今監督は僕を右で起用していて……」

アーセナルの司令塔エジル photo/Getty Images

チームのスタイルに適応していく考えを語る

アーセナルはMFメスト・エジルを上手く使いこなせていない。これは近年ずっと言われ続けてきたことだ。エジルは世界を代表する司令塔だが、アーセナルでは批判される機会も多かった。その原因が指揮官アーセン・ヴェンゲルの起用法にあるのではないかと指摘されてきたのだ。

特に昨季の途中からヴェンゲルは[3-4-2-1]のシステムを採用する機会が増え、エジルの得意とするトップ下は消えてしまった。英『sky SPORTS』によると、エジルもやりづらさを感じている部分があるという。エジルは今与えられているポジションで最高のパフォーマンスをする必要があると語っており、適応していく必要があることをアピールしている。

「みんな僕がプレイメイカーであり、10番の位置でプレイすることを好んでいると分かっている。ただ今は監督が僕を右で起用していて、僕はそれを受け入れてクオリティを見せる必要がある。もちろん個人で良いパフォーマンスをするのもハッピーなんだけど、より重要なのはチームで何をするかだからね。エヴァートン戦では本当に上手くやったと思う」

選手はチームのスタイルに合わせる必要があり、エジルもそれは理解している。ただしエジル、アレクシス・サンチェスの2人はアーセナルの中でも特別なクオリティを持った選手で、彼らが気持ちよくプレイできる環境を整えることを第1に考えてチーム作りをした方が良いのかもしれない。エジルは今のポジションで違いを生み出していかなければならないが、ドイツ代表で見せているような輝きを放てるか。

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