香川にとってはまた厄介なライバルになる? ブンデス公式が注目するゲレイロの”中盤起用”

ドルトムントのゲレイロ photo/Getty Images

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昨季トゥヘルのコンバートは大正解

日本代表MF香川真司にとって厄介な存在となるだろうか。復帰したドルトムントDFラファエル・ゲレイロに注目が集まっている。

ゲレイロはポルトガル代表でも左のサイドバックを担当する選手で、基本はサイドの選手だ。しかし前指揮官トーマス・トゥヘルはゲレイロを左のインサイドハーフで起用するなど、複数の位置でゲレイロを起用してきた。ブンデスリーガ公式サイトは現在指揮を執るピーター・ボスもゲレイロを中盤で起用する可能性もあると見ており、サイドバックに固定しておくのはもったいないと考えているようだ。

ドルトムントの中盤には人員が揃っており、ゲレイロがいなくとも豪華だ。しかし同サイトはドルトムントのインサイドハーフには左利きの選手が不足しており、加えてゲレイロのように縦への推進力や得点力を持つ選手もいないと指摘。昨季もゲレイロは7得点を決めており、正確なキックからゴールを襲う力も持っている。攻撃的なサイドバックの選手らしくドリブルにもスピードがあり、こうした選手が今のドルトムントの中盤に欠けているのは事実だ。
独『Kicker』はマルセル・シュメルツァーの状態が完璧に戻るまではゲレイロを左サイドバックで起用することになるはずと見ているが、時期がくればゲレイロを中盤に回す可能性も考えられる。そうなるとマリオ・ゲッツェ、ゴンサロ・カストロなどと合わせ香川にとっては厄介な存在となるはずだ。

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