気になる日本の主将・長谷部の膝 独紙は11月の代表戦に呼ぶのか不安視

フランクフルトを支える長谷部 photo/Getty Images

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マインツ戦は膝の問題で欠場

フランクフルトに所属する日本代表MF長谷部誠はクラブ、代表の両方で欠かせない存在で、チームの柱と言える選手だ。しかし気になるのは膝の状態だ。長谷部は今年3月に右膝を手術し、そこからの回復に時間がかかっている。

フランクフルトは27日にマインツと対戦したが、長谷部は膝に痛みがあるとの理由で欠場している。手術後は何度か同様の理由で欠場しており、痛みを抱えながらのプレイとなっているのだろう。独『Offenbach Post』によると、指揮官のニコ・コバチも「100%フィットしていない選手を起用することはできない」とコメントしており、基本的には痛みを抱えたままプレイすることは許さない考えを示している。

加えて同メディアが気にしているのは11月の代表戦だ。日本代表は11月に欧州遠征を予定しており、ブラジル代表とベルギー代表のワールドカップ優勝候補2チームと対戦する。ハリルジャパンになってからは初となる世界の強豪との試合で、翌年のロシアワールドカップへ向けて貴重なテストとなる。
同メディアは長谷部が日本代表の主将であり、常に代表のためにプレイしたがっていると伝えており、膝に問題を抱えたまま代表に合流してしまうのではないかと危惧している。確かにブラジル、ベルギーとのゲームは重要なテストだが、ここで無理をしてワールドカップ本番で長谷部が何らかのアクシデントを抱えるのは大問題だ。

長谷部が日本代表を第一に考えているのは8月のオーストラリア代表戦に強行出場したことが証明しているが、長谷部の代表召集には慎重になった方がいいかもしれない。

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