インテル長友、ヴェローナ戦も先発入りへ スパレッティ「変更を行う理由が見当たらない」

インテルの現状などについて語ったスパレッティ photo/Getty Images

選手の自信がチームの安定につながる

日本代表DF長友佑都が所属するインテルは30日、セリエA第11節でヴェローナとアウェイで対戦する。試合に先立って行われた記者会見に、インテルの指揮官を務めるルチアーノ・スパレッティ監督が出席した。

第10節を終えた時点で、開幕戦からの無敗をキープし(8勝2分)、セリエAの2位につけている好調インテル。首位争いをする上で、今季未だ1勝のヴェローナとの試合は、決して落とせない一戦だ。インタビューに応じたスパレッティ監督も「ヴェローナのようなチームを相手にするとき、我々は常に勝利を収めていかなければならない。リラックスしている時間はない。確実なものを作り上げていないといけないんだ」とコメント。クラブの公式サイトなどが伝えている。

そして「ビッグクラブと競うためには、正確な判断を下す必要がある。なぜなら、彼らは止まらず先へ進み続けるからね。我々には安定性が必要だ。まずは、選手たちに自身の重要性を理解させなければならない。彼らはプロフェッショナルな姿勢で仕事をしているから、それを持って当然なんだ」とコメント。選手が自信を持つことで、チームの安定性につながると明かした。

さらに、ヴェローナ戦での起用法について「現状の結果を見る限り、変更を行う必要性はない。その理由が見当たらないし、我々が何かを解決できたことは明らかだ。変更を加えたとき、重要な反応も目にすることができているしね」と述べた。ミラノダービーやナポリとの天王山など、ここ3戦と同じメンバーで今節も臨むことを示唆している。

インテルは下位との試合で勝ち点をこぼさず、今後も首位争いを繰り広げることができるのか。スパレッティ監督のコメントを聞く限り、長友は今節もスタメンに名を連ねることとなりそうだ。

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