シメオネ政権がついに終焉か 大手スペイン紙が報じた後任候補は……

アトレティコに多くの勝利をもたらしたシメオネ監督だが...... photo/Getty Images

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堅守速攻の限界が浮き彫りに

31日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(以下CL)のグループステージ第4節で、カラバフに1-1で引き分けたアトレティコ・マドリード。同大会の決勝ラウンド進出が絶望的となったほか、リーガ・エスパニョーラにおいても首位バルセロナとの勝ち点差が8に開くなど、不振に喘いでいる。

こうした状況のなか、同クラブがディエゴ・シメオネ監督の現行契約の見直しを行う構えを見せていることが、スペイン紙『as』で明らかに。今季のセリエAでナポリを首位に躍進させているマウリツィオ・サッリ監督、及び昨季のプレミアリーグでチェルシーを優勝に導いたアントニオ・コンテ監督をリストアップした旨が報じられたことから、シメオネ監督の早期退任への気運が高まっている。

今夏に2020年までの新契約にサインしたシメオネ監督。2011年12月に赴任して以降、徹底したハードワークと一撃必殺のカウンターを引っ提げて同クラブをリーガ・エスパニョーラ制覇(13-14シーズン)や2度のCL決勝進出に導いた同監督だが、直近の公式戦では自陣に引き籠る相手から勝ち点を取りこぼす試合が続いている。これまで選手やクラブ首脳、及びサポーターから愛され続けてきた同監督だが、今後の結果如何では今季限りでの退任が現実のものとなる可能性も無きにしも非ずだろう。同監督や同クラブの巻き返しに注目が集まる。

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