アグエロと並ぶ7得点! 成長したマンCの”超速ウインガー”にペップも「得点奪う楽しさに気づいた」

マンCのスターリング photo/Getty Images

移籍は大正解だったか

2015年夏にリヴァプールから4900万ポンドもの移籍金でマンチェスター・シティに移籍したイングランド代表FWラヒーム・スターリングには、移籍金額が適切なのか疑問視する声も多かった。加えてマンCはリヴァプールにとってタイトルを争うライバルであり、20歳の選手が強引にライバルクラブへ移籍することはキャリアを助けるものにはならないと言われてきたのだ。

しかし、今の活躍を見るとどうだろうか。マヌエル・ペジェグリーニの下ではやや苦しい時期を過ごしたが、ジョゼップ・グアルディオラが指揮官に就任してからはプレイの質が向上。今季はサイドアタッカーながらすでにリーグ戦で7得点を記録しており、これはセルヒオ・アグエロやマンチェスター・ユナイテッドFWロメル・ルカクと同じ数字だ。サイドアタッカーながらこの数字は見事と言える。

英『METRO』によると、グアルディオラも今のスターリングがゴールを奪う喜びに気づいたと成長を喜んでいる。

「スターリングは今得点を決めることを楽しんでいると思う。彼は気づいたんだ。得点を決めるのはこれほど楽しいのかとね。今の彼はそれにより集中しているよ」

グアルディオラのスタイルだからこその得点量産ではあるものの、スターリングのキャリアにとって今季は非常に大きな意味を持つ。今となってはスターリングの移籍の決断は正しいものだったと言えるはずだ。

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