大迫こそケルンの”希望” モデストの穴を埋められるのは日本のエースと独紙期待

得点を喜ぶ大迫らケルンの選手たち photo/Getty Images

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モデスト退団の穴は想像以上に大きかった

今季ブンデスリーガで未だ1勝も挙げることのできていないケルンが、2日に行われたヨーロッパリーグのBATEボリソフ戦でようやく白星を手にした。チームを救ったのは日本代表FW大迫勇也だ。大迫は後半に貴重な同点ゴールを決めると、終盤にも得点を記録。大量5得点を奪っての勝利に大きく貢献した。質の高いミドル、クロスに合わせる技術と、大迫らしさが出ていた2発と言えるのではないだろうか。

独『Kicker』も大迫の活躍がケルン浮上のカギになると捉えている。何より昨季との大きな違いはFWアントニー・モデストが退団してしまったことで、チームは昨季25得点を挙げてくれた男を失った。同メディアがその穴を埋める存在として誰よりも期待しているのが大迫なのだ。

同メディアは「2つのゴールだけでなく、大迫は何度もライン間のスペースを上手く使ってボールを収めた。モデストの退団後、大迫は希望だった。昨季彼はモデストに次いで多い7ゴール8アシストの記録を残し、ケルンで最も効果的なアタッカーの1人だった」と伝えており、昨季モデストと最高のコンビネーションを築いていた大迫の活躍がケルンの浮上には欠かせない。
大迫にとっては難しいシチュエーションだが、モデストが退団した今季は大迫こそエースだ。最前線で体を張ると同時に得点も挙げていかなければならない。ブンデスリーガでも今回のようなパフォーマンスを期待したいところで、日本のエースは大きな責任を背負っている。

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