大暴れの”スピードスター”をチェルシーはどう思う? ランパード氏「来るには早すぎたのだろう」

リヴァプールで活躍するサラー photo/Getty Images

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リヴァプールで才能爆発

今夏リヴァプールが獲得したスピードスターの活躍をチェルシーはどのような思いで見ているのだろうか。

4日に行われたウェストハム戦で2得点を決めたリヴァプールFWモハメド・サラーは、今季リーグ戦での得点数を7に伸ばした。これはチームトップの数字であり、リヴァプールの補強は正解だったと言える。サラーといえば2014年にチェルシーに在籍していた経験があるが、当時指揮を執っていたジョゼ・モウリーニョからは多くのチャンスを与えられなかった。フィオレンティーナ、ローマとセリエAで経験を積むことになり、今夏リヴァプールの選手としてイングランドに戻ってきた。その選手が大暴れしているとなれば、チェルシーサポーターとしても無視できないだろう。

英『BT Sports』によると、チェルシーのレジェンドであるフランク・ランパード氏はサラーのチェルシー加入が早すぎたと嘆いている。
「恐らくチェルシーのようなクラブに来るには早すぎたのだろうね。簡単なことではなかったし、周りにはアザール、オスカル、マタらがいた。彼にとってはタフなものだし、そのための準備が完全にはできていなかったんだ。今の彼は若い時にはなかった自信、個性がある。スピードとテクニックは以前からあったけど、チェルシーにいた時とは完全に異なる選手になっているね」 

チェルシーはこれまでも現マンチェスター・シティMFケビン・デ・ブライネなど、大物になる選手たちを容易に手放してしまった過去がある。若手にチャンスを与えるのが難しいほどチェルシーの選手層が厚い証でもあるが、退団した選手がライバルクラブの主力として戦っている姿には少しばかり後悔があることだろう。

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