香川が王者バイエルンに牙をむくも…… バイエルンがロッベン、レヴァンドフスキ弾などで圧倒[映像アリ]

ドルトムントを圧倒したバイエルン photo/Getty Images

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バイエルンが手のつけられない状態に

4日に行われたブンデスリーガ第11節、ドルトムントとバイエルンの首位争いは一方的なスコアになってしまった。ドルトムントは香川真司も先発し、序盤からピエール・エメリク・オバメヤンと横並びになる形で積極的にプレスをかけた。試合への入りは決して悪くなかったが、バイエルンには一瞬で試合を変えられるタレントが揃っている。

17分、左サイドからのクロスをハメス・ロドリゲスが胸で優しく落とすと、それを受けたアリエン・ロッベンは左足に持ち替えてお得意のコントロールシュート。これがゴールに突き刺さってバイエルンが先制に成功する。ドルトムントは良い形で試合に入っていただけに、いきなり心を折られるシュートとなってしまった。

その後もドルトムントは積極的に仕掛け、31分には香川がバイタルエリアでボールを受けてダビド・アラバの股間を通す惜しいシュートを放つ場面もあった。しかしなかなか得点を決められないでいると、38分に元ドルトムントのエースがビューティフルゴールを決める。ジョシュア・キミッヒが右サイドからグラウンダーのクロスを送ると、レヴァンドフスキはこれを軸足の裏を通すオシャレなシュートで決めてみせた。バイエルンが2-0で前半を終える。
後半もドルトムントはバイエルンの守備を崩し切ることができず、67分にバイエルンに決定的な3点目が生まれる。左サイドからアラバが早いタイミングでクロスを送ると、これにレヴァンドフスキが飛び込む。レヴァンドフスキは触ることができなかったが、これがドルトムントのGKロマン・ビュルキを惑わす格好となってゴールイン。アラバのゴールという記録でバイエルンが3-0と突き放す。

その後ドルトムントは期待の若手FWジェイドン・サンチョを投入するなど変化を加え、試合終了間際にはマルク・バルトラが綺麗な軌道のシュートを決めて1点を返す。しかし反撃もここまでで、首位争いはバイエルンが安定した戦いで白星を手にしている。

[メンバー]

ドルトムント:ビュルキ、バルトラ、トプラク、パパスタソプーロス(→トルヤン 42)、シュメルツァー、ヴァイグル、カストロ、香川(→ゲッツェ 68)、ヤルモレンコ(→サンチョ 80)、プリシッチ、オバメヤン

バイエルン:ウルライヒ、キミッヒ、フンメルス、ズーレ、アラバ(→ラフィーニャ 74)、マルティネス(→ルディ 81)、チアゴ、ハメス(→ビダル 84)、ロッベン、コマン、レヴァンドフスキ

[スコア]

ドルトムント 1-3 バイエルン

[得点者]

ドルトムント:バルトラ(89)

バイエルン:ロッベン(17)、レヴァンドフスキ(38)、アラバ(67)
















参照元:Twitter

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