守れず、得点も奪えず ドルトムントに厳しい視線が「香川とカストロもチームを助けるが、それは稀」

調子を崩しているドルトムント photo/Getty Images

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米メディアが信じるのはプリシッチのみ

開幕直後は7試合で6勝1分と最高のスタートを切ったのだが、第8節のライプツィヒ戦に敗れてから一気に急降下。ドルトムントは3位まで落ちてしまった。就任当初は高い評価を受けていた指揮官のピーター・ボスにも疑問の目が向けられており、この苦境をどう脱するのか米『ESPN』は注目している。

何よりの問題は守れない守備陣にあるが、攻撃陣も最近は元気がない。特にエースのピエール・エメリク・オバメヤンは10月14日のライプツィヒ戦以降得点がない。頼れるエースの得点ペースが落ち、周囲の選手も開幕直後のパフォーマンスを見せることができていない。

同メディアは「状態が良い時には香川とカストロもチームを助けるが、それは稀。ヤルモレンコもマクシミリアン・フィリップも良いスタートを切ったが、今は苦戦している」と伝えており、現在のドルトムントで元気なのは今節のバイエルン戦で1人気を吐いたMFクリスティアン・プリシッチだけと指摘されている。プリシッチは1対1を制するテクニック、スピードがあり、今のチームでは最も期待できる選手と言える。
果たしてボスはこの難しい状況をどう打開するつもりなのか。オランダからやってきた指揮官の真の手腕が試される時にきている。今季開幕当初は良かったが、首位バイエルン、2位ライプツィヒ、3位ドルトムントの現在の構図は昨季の順位表と全く同じだ。

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