ディバラが9戦1ゴールと急ブレーキ ユーヴェGMは擁護「彼はまだ24歳にもなっていない」

やや調子を崩しているディバラ photo/Getty Images

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開幕直後は得点を量産したが……

ユヴェントスFWパウロ・ディバラは、今季開幕から絶好調だった。面白いようにゴールが決まり、エースのゴンサロ・イグアインが低調なスタートを切った中でチームを支える存在となっていた。ところが、今では立場が逆転しつつある。ディバラは現在チャンピオンズリーグを含め9試合でわずか1得点のみという状態に陥っており、逆にイグアインが調子を上げてきている。

ディバラにとっては思わぬ足踏みとなっているが、クラブのジュゼッペ・マロッタGMはディバラが調子を崩すのも当然と考えている。なぜならディバラはまだ23歳。若手ゆえのパフォーマンスの波があるとマロッタGMは考えているのだ。

伊『Domenica Sportiva』によると、同GMは「それは成長するうえで普通のことだと思う。ディバラはまだ24歳にもなっていないことを忘れてはいけない。彼は11月15日に24歳になるんだ。通常選手が成熟するのは26、27歳あたりのことだ。彼には素晴らしい能があると確信しているが、チャンピオンになるには時間もかかる。結果、パフォーマンスで一貫性が生まれた時にチャンピオンとなる。みんな彼に特別なことを求めているが、我慢が必要だ」とコメント。ディバラは将来的にバロンドールをも狙える逸材と言われているが、23歳の青年に期待をかけすぎるべきではないのかもしれない。
セリエAではラツィオFWチーロ・インモービレに抜かれたものの、序盤戦で荒稼ぎしたこともあって11ゴールで得点ランキング2位につけている。継続性を身につけることができれば得点王を獲得することも十分に可能だろう。継続性こそが世界最高クラスの選手になる条件と言えそうだ。

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