現役引退のピルロへ止まぬ賛辞「素晴らしいマエストロ」「決して真似のできない怪物」

W杯の優勝トロフィーにキスをする若き日のピルロ photo/Getty Images

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カンナヴァーロやブッフォン、バロテッリまで……

6日に自身のSNSを通して、現役を退くことを発表した元イタリア代表MFアンドレア・ピルロ。これまでサッカー界を牽引し、多くのファンを魅了してきた「天才レジスタ」への賛辞が止まらない。

これまでインテルやACミラン、ユヴェントスなど、イタリアの名門クラブで活躍し、ピルロは数々のタイトルを獲得してきた。2度のチャンピオンズリーグ制覇や6度のセリエA優勝などに加え、イタリア代表でも2006年にW杯優勝を経験している。そんなレジェンドの引退に伴い、かつての仲間たちがSNS上でメッセージを送っている。

イタリア代表でともに世界一を経験したファビオ・カンナバーロ氏は、自身のTwitterでW杯優勝が決まる瞬間の会話を「アンドレア『ファビオ、もしグロッソがゴールを決めたら僕らは世界チャンピオンかい?』、ファビオ『ああ、そうだ』」と明かしつつ「君と一緒にプレイし、優勝できたことは光栄だ」と綴った。
そして、代表だけでなくユヴェントスでチームメイトだったジャンルイジ・ブフォンは「アンドレアとプレイした人は、『唯一無二』という言葉がよくわかるだろう。格やエレガントさ、謙虚さを兼ね備えたチャンピオン」と、レオナルド・ボヌッチも「あなたはサッカーで、普通の人では不可能で信じられないようなことを成し遂げてきたし、賞賛に値する。僕らにサッカーを教えてくれてありがとう。あなたは素晴らしいマエストロでした」とInstagramへ綴っている。

さらに、ニースで復活を遂げたマリオ・バロテッリもイタリア代表時代の大先輩へ「唯一無二で、決して真似のできない怪物。あなたと一緒にプレイできたことを誇りに思うし、全てに感謝しているよ、アンドレア! P.S. オレが思うに、あと10年はプレイできるだろうけどね」と述べた。

他にも、ピルロに関わったクラブや選手など、多くの関係者が「稀代の天才」を称賛している。以前、メディアの前で「歩みを止めたとしても、まだサッカーに対する情熱がある。今後も飽きることはない。サッカーは我が人生」と明かしていたが、ピルロは今後どのような道へ進むのだろうか。

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