20年来の盟友ピルロについて語るガットゥーゾ氏 “天才マエストロ”の意外な一面も明かす

ミランの中盤を支えたピルロ(左)とガットゥーゾ(右)photo/Getty Images

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ガットゥーゾ氏はピルロの運動量も絶賛

これまで数々のタイトルを獲得してきた元イタリア代表MFアンドレア・ピルロが、その輝かしいキャリアに終止符を打った。ACミランで長年一緒にプレイし、2度の欧州制覇を経験したジェンナーロ・ガットゥーゾ氏が、1つ年下の後輩ピルロとの思い出など語った。

ミランだけでなく、長年イタリア代表でも共にプレイしてきた二人。伊『Radio24』のインタビューに応じた際、まずガットゥーゾ氏はピルロついて「彼のプレイを見たとき、私は職業を変えなければいけないと考えさせられたよ。私は誰よりも彼のことを知っている。イタリア代表のU-15から彼と一緒にプレイし始め、それ以降すべてのユースチームでともにプレイしてきたからね」と述べた。

そして「ピルロはクオリティがあるだけではないんだ。心肺機能も化け物だったよ。彼がこの年齢までプレイできた秘訣だろうね。誰よりも走っていたと思うよ」とコメント。ピルロと言えば「天才マエストロ」や「天才レジスタ」として、華麗なパスや正確なFKなどに注目しがちだが、ガットゥーゾ氏は豊富な運動量も絶賛している。
さらに、ガットゥーゾ氏にとってピルロは良きパートナーであり、良き友人でもあった。「私はユース時代を含めると、約20年間も彼と一緒にプレイしてきた。どんなに苦しいときでも、彼は常に僕の隣で安心感を与えてくれていたよ。私は自分がすべきことだけに集中し、残りのことはピルロが気にかけてくれた。私のキャリアにおいて、たくさんのことを助けてくれたよ。私が彼にした以上のことをね」と話しつつ「ロッカールームではどうだったかって? 大きな子どこのようだったよ。とても面白いやつだったし、たくさんからかった。ふざけて何度もパンチしたりしたしね」とピッチ外の思い出も明かしている。

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