ノイアーがW杯で万全じゃなくても大丈夫! ドイツの”闘将”が指名した代役は

バルセロナのゴールを守るテア・シュテーゲン photo/Getty Images

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GK大国のドイツ

ドイツ代表といえば恐ろしいほどのタレント軍団として有名だが、不安なポジションも存在する。それがGKだ。近年のドイツには世界最高のGKの1人と言われるマヌエル・ノイアーが構えていたが、31歳を迎えたノイアーは負傷離脱が続いている。今年はプレイできないと言われており、来年のロシアワールドカップでベストコンディションになっているのかは疑問だ。

しかし、かつてドイツのゴールマウスを守ったレジェンドのオリバー・カーン氏はノイアーがワールドカップに出場できなくとも問題はないと楽観視している。その理由はバルセロナで急激に伸びているマルク・アンドレ・テア・シュテーゲンの存在があるからだ。

『OmniSport』によると、同氏はテア・シュテーゲンならノイアーの代わりを務められると信じており、来年のワールドカップで守護神問題は起こらないと考えているようだ。
「伝統的にドイツは優秀なGKを抱えてきた。たとえ1番が不在になったとしてもね。2010年はレネ・アドラーが先発候補だったけど、怪我が原因で離脱した。そこにノイアーが入り、彼はワールドカップの舞台でセンセーショナルなプレイをした。私はテア・シュテーゲンのことも信頼しているし、仮にノイアーがリカバリーできない場合はテア・シュテーゲンが良いワールドカップにするだろう。ただ知っておいてもらいたいのは、私にとっては現時点でノイアーが世界最高のGKだということだ」

テア・シュテーゲンはバルセロナで伸びているが、さすがにノイアーの領域に達したわけではない。それでも今季のパフォーマンスを考えればテア・シュテーゲンも十分世界トップクラスのGKと言える。仮にノイアーが万全の状態でなくとも、ドイツの牙城は揺るがない。

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