MLSで”86戦55ゴール”の男にイタリア代表から声はかからず 代理人「何をすればいいのか……」

トロントFCでプレイを続けるジョビンコ photo/Getty Images

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MLSでの活躍が評価されず?

いったいいつになればイタリア代表に呼んでもらえるのか。MLSのトロントFCで活躍を続けるFWセバスティアン・ジョビンコも答えが見えなくなっているのかもしれない。

かつてはユヴェントスなどでプレイしてきたジョビンコは、2015年にMLS行きを決意。欧州主要リーグではなく、別の角度からイタリア代表入りを目指した。ジョビンコの考え通りトロントFCでは大活躍し、ここまでMLS通算で86試合55ゴールと最高の成績を残している。

しかし、イタリア代表から声がかからない。指揮官がアントニオ・コンテからジャンピエロ・ヴェントゥーラに代わっても状況に変化はなく、もう2018ロシアワールドカップが迫ってきている。
伊『Tuttomercato』によると、ジョビンコの代理人を務めるアンドレア・ダミコ氏はジョビンコが何をすればいいのか分からなくなっているとコメントしている。アメリカで3年近く活躍を続けようとも、まるで状況が変わらないことに悩んでいるようだ。

「イタリア人選手は誰もが代表召集を望んでいる。それは誇りだからだ。だがジョビンコは何をすればいいのか分からないと言っているよ。ヴェントゥーラ次第なんだ」

イタリアは10日、13日にワールドカップ出場を懸けたスウェーデン代表との欧州プレイオフに臨むことになっており、ここでもジョビンコは呼ばれなかった。仮にワールドカップ出場を決めたとなっても、もう本番までは半年程度しか残っていない。アメリカで得点を決め続けるジョビンコには最後まで声がかからないのだろうか。

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