ミランの新戦力が続々スタメン落ち!? 新10番、ベテランボランチに向けられる厳しい目

ミランを指揮するモンテッラ photo/Getty Images

昨季のチームに戻りつつある

ミランは今夏に超積極的な補強に動いたが、新戦力が全員チームにフィットしたわけではない。前線ではアンドレ・シウバが苦戦し、ニコラ・カリニッチも思うように得点を奪うことができていない。10番を任されたハカン・チャルハノール、中盤の底で豊富な経験を活かしたプレイをすることが期待されていたルーカス・ビリアなど期待を裏切ってしまった選手もいる。

指揮官のヴィンチェンツォ・モンテッラも我慢の限界がきたのか、伊『Calciomercato』はモンテッラが選手の起用法を変更する可能性が高いと伝えている。標的となっているのはビジャレアルから獲得したセンターバックのマテオ・ムサッキオ、前述したビリア、チャルハノールの3名だ。

まずムサッキオはクリスティアン・サパタと入れ替わると見られており、ビリアの位置にはベテランのリカルド・モントリーヴォ、チャルハノールの位置にはジャコモ・ボナベントゥーラが入ることになると予想されている。またヴォルフスブルクから獲得した左サイドバックのリカルド・ロドリゲスも3バックに変更してからパフォーマンスが不十分と判断されており、こちらは同じく新戦力のファビオ・ボリーニが起用されることになると考えられている。

同メディアは「昨季までのチームに似てきている」と伝えており、期待されて加入した新戦力に代わって昨季まで主力だった選手たちがスタメンに戻ろうとしている。事実今のチームを引っ張っているのは昨季同様FWのスソで、大量の新戦力を獲得しながら状況はあまり変わっていない。ここまで補強が大ヒットしたとは言えないだろう。

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