ロシア行き決定で代表電撃復帰も? “オレ様発言”のイブラ「オレがいないからレベルが下がった」

昨夏にスウェーデン代表を引退したイブラヒモビッチ photo/Getty Images

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未来は何が起こるかわからない

10日と13日にロシアW杯への出場権をかけて、スウェーデン代表とイタリア代表が激突する。この運命の欧州予選プレイオフを前に、昨夏にスウェーデン代表を引退したマンチェスター・ユナイテッドFWズラタン・イブラヒモビッチが口を開いた。

前回大会(ブラジルW杯)の欧州予選でプレイオフを経験しているイブラヒモビッチは、伊『sky SPORT』などのインタビューに応じると「双方にとって困難な試合。そして、この2試合は素晴らしい試合になるだろう」と述べた上で「両チームが全力を尽くすことになるので、基本的にはカップ戦の決勝のようになる。プレイオフはグループステージとは全く異なる試合だからね」と激戦を予想している。

そして、母国について「スウェーデンはプレッシャーがない中でプレイしているね。なぜなら、オレが(代表を)去ったからだ。ファンやメディアは、今のチームにあまり多くのことを期待していなかった。オレがプレイしていたときはレベルが上がっていたが、オレがいない状態では下がったと言わざるを得なからだ」とコメント。イブラヒモビッチらしいオレ様発言が飛び出た一方で「彼らの肩には決して多くはないが責任が乗っかっており、素晴らしい集団のままでいる。経験はあまり豊富ではないが、プロジェクトは野心的だと思う」とも明かしている。
さらに、代表復帰の可能性について聞かれると「W杯の出場権を獲得したらロシアでプレイしないのかって? NOだ。代表チームでのオレの物語は終わりを迎えている。ただ、これからのことは何が起こるかわからない。確かにロシアへ行くのは楽しそうだ」と冗談か本気かわからないが述べている。

母国の対戦相手であるイタリアについては「ヴェッラッティよりも上手なやつなんてそうはいない。正しい方法で起用する必要がある。彼は世界最高のMFの一人だからね。ボランチの中心選手としてプレイしなければならない」と話しており、パリ・サンジェルマン時代の同僚を絶賛した。

はたして、スウェーデンとイタリアのどちらに軍配があがるのか。国の威信をかけてプレイオフへ挑む。スウェーデンのロシア行きが決まれば、イブラヒモビッチが代表に電撃復帰可能性もあるかもしれない。

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