伊代表の選手選考にモノ申す! スウェーデン戦を前に名将が3バック戦術を批判

イタリア代表を指揮するヴェントゥーラ photo/Getty Images

選手選考に納得せず

10日にスウェーデン代表との2018ロシアワールドカップ欧州プレイオフに臨むイタリア代表は、3バックで戦う可能性が高いと言われている。

代表を指揮するジャンピエロ・ヴェントゥーラはこれまで複数のシステムを使用しており、前回のスペイン代表戦では攻撃的な[4-2-4]を採用したことなどで批判を浴びていた。そこから今回はシステムがガラリと変わり、[3-5-2]で戦うとの予想が多くなっている。

GKは変わらずジャンルイジ・ブッフォン、最終ラインも元ユヴェントストリオのアンドレア・バルザッリ、レオナルド・ボヌッチ、ジョルジョ・キエッリーニが組み、ウイングバックにはアントニオ・カンドレーヴァとマッテオ・ダルミアン、3センターはダニエレ・デ・ロッシ、マルコ・ヴェッラッティ、マルコ・パローロの3人だ。そして最前線にはエデルとチーロ・インモビーレの2人が入るとの予想だ。

これにダメ出しをしているのが、かつてミランなどを指揮した名将アリゴ・サッキ氏だ。伊『RadioUno』によると、同氏は現在セリエAのほとんどのチームが4バックで戦っており、自分なら[4-4-2]か[4-3-3]を選択するとコメントしている。

「私なら前線はカンドレーヴァ、インモービレ、ロレンツォ・インシーニェの3枚を選ぶ。インモビーレとインシーニェはペスカーラで一緒にプレイしているからね。インシーニェは先発出場が当然だよ。彼はこのメンバーで最も才能があり、良い状態の選手なのだからね」

伊メディアの予想ではインシーニェがスタメンから外れており、サッキ氏はこうした部分も許せない様子。もう戦術ミスは許されないが、ヴェントゥーラの采配は吉と出るのか。

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