ムバッペ?グリーズマン?ポグバ? フランス代表は誰がリーダーとして引っ張るのか

優勝候補の一角フランス photo/Getty Images

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ジダンのようなカリスマはいるか

現在のフランス代表には若くて優秀な選手が多く揃っており、来年のロシアワールドカップでも優勝候補の1つと考えられている。しかし米『ESPN』は、若いチームがゆえの問題としてチームをリーダーとして引っ張る存在はいるのかと疑問を抱いている。

単に主将という意味ではなく、これまでのフランス代表にはパフォーマンスで味方を引っ張る選手たちがいた。現在指揮を執るディディエ・デシャンも現役時代はそうしたリーダー的選手で、ジネディーヌ・ジダンやティエリ・アンリ、もっと前ならミシェル・プラティニなど強烈な個性と能力でチームを高みへ導いてきた。

同メディアは、準優勝を果たした昨年のEURO2016の時点ではFWアントワーヌ・グリーズマンがチームを引っ張る存在だったと伝えている。ところがグリーズマンは今季所属するアトレティコ・マドリードでなかなか調子が上がらず、一部では代表のスタメンから外す意見も浮上しているという。仮にグリーズマンのパフォーマンスがこのまま上がらないとなれば、フランスにとっては問題だ。
マンチェスター・ユナイテッドMFポール・ポグバも将来的なリーダー候補だが、同メディアは24歳の年齢は若すぎると指摘しており、リーダー的存在が欠けていることを気にしている。キリアム・ムバッペ、ウスマン・デンベレ、トマ・レマルといった10代、あるいは20歳そこそこの選手たちには経験が不足しており、それが本大会でどのような影響を与えるのかは気になるところ。グリーズマンが本来の調子を取り戻すのがベストなのだが、来年ロシアの地でチームを引っ張るのは誰になるのだろうか。

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