バルザッリ、デ・ロッシ、パローロ PO1stレグ落としたイタリアにベテラン多すぎると苦言 

スウェーデンとのPOに臨んだイタリア代表 photo/Getty Images

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ヴェントゥーラは経験を重視したが……

10日に2018ロシアワールドカップ欧州プレーオフでスウェーデン代表と対戦したイタリア代表は、敵地で0-1と敗れてしまった。イタリアに戻っての第2戦が残っているため挽回は十分に可能だが、伊『Calciomercato』は1つ気にしているポイントがある。それは指揮官ジャンピエロ・ヴェントゥーラが過度にベテラン選手に頼っていることだ。

今回スウェーデン戦に臨んだイタリアの11人は経験豊富な選手を中心に構成されていた。GKのジャンルイジ・ブッフォンは変わらず、3バックも36歳のアンドレア・バルザッリ、33歳のジョルジョ・キエッリーニ、30歳のレオナルド・ボヌッチ、ウイングバックのアントニオ・カンドレーヴァも30歳、中盤は34歳のダニエレ・デ・ロッシ、33歳のマルコ・パローロとベテランが入り、途中交代で出場したFWエデルも30歳だった。

同メディアは今のイタリアに若くて優秀な選手が出てきていることを強調しているが、ヴェントゥーラの下で若返りはあまり進んでいない。ベテランの経験は確かに貴重だが、スピードへの対応など身体的衰えが問題になる場合もある。同メディアも「デ。ロッシの代わりはいない。しかし彼はトイヴォネンとベリのスピード、クリエイティブなプレイについていくことができなかった。パローロはよく走っていたが、効果的ではない。まるで10人でプレイしているかのようだった」と厳しく指摘している。
バルザッリも所属するユヴェントスでは今季スピードに対応することができていないとの批判も受けており、ベテラン勢が多数を占めるチームには不安もある。こうした大一番だからこそベテランの経験を重視したいところではあるが、同メディアはベテランが多すぎることを気にしている。果たしてヴェントゥーラは第2戦でスタメンに大幅な手を加えてくるのか。ベテラン重視でワールドカップ出場権を逃したとなれば若返りの失敗を含め非常に大きいショックとなるだろう。

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