エジルのリーガ復帰が実現か 獲得レースに加わったのは……

来夏にアーセナルとの現行契約が満了となるエジル(右) photo/Getty Images

週給と背番号が焦点に

2013年9月にレアル・マドリードからアーセナルに移籍したMFメスト・エジル(ドイツ代表)。非凡なパスセンスを活かしてアーセナルの攻撃を司ってきた同選手だが、自身が欠場した今季のプレミアリーグ第5節(チェルシー戦)で同クラブが善戦したことから、クラブ内での序列が微妙なものに。今季限りで満了となる現行契約の更改に応じていないことから、同クラブ退団が有力視されている。

こうした状況のなか、アトレティコ・マドリードが同選手の獲得に乗り出したことが英『TRIBAL FOOTBALL』で話題に。マンチェスター・ユナイテッドへの移籍の噂が絶えないMFサウール・ニゲスの代役として、アトレティコ・マドリードが同選手をリストアップ。既にアトレティコ側が同選手に週給20万ポンド(約3030万円)を提示したことが併せて報じられるなど、移籍への気運が高まっている。

新契約締結の条件として、アーセナルに週給30万ポンド(約4545万円)以上や自身の思い入れが強い背番号10の譲渡を求めたことが各メディアで伝えられているエジル。この背景を勘案すると、現時点でアトレティコ側の提示額がエジルの要求額に満たないほか、アトレティコへの貢献度が高いヤニック・フェレイラ・カラスコ(ベルギー代表)が10番をつけている現状など、クリアすべき問題は多い。アトレティコ側がいかにしてエジルの翻意を促すのかに注目が集まる。

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