今のイングランドの若手はジェラード、ベッカムらに敵わない ”黄金世代”を語るオーウェン

イングランドを支えたジェラードやベッカム photo/Getty Images

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優秀な若手は多いが……

今のイングランド代表は非常に優秀な若手選手が続々と出てきており、11月のドイツ代表、ブラジル代表との親善試合では指揮官ガレス・サウスゲートが多くの若手にチャンスを与えた。ルーベン・ロフタス・チーク、タミー・アブラハム、ジョーダン・ピックフォード、ジョー・ゴメスらがそうだ。

こうした若手の成長はフレッシュな競争を生み、代表チームを進化させるものとなるだろう。しかし、元イングランド代表FWマイケル・オーウェン氏は今の若手でも黄金世代のタレント力には敵わないと冷静に分析している。

オーウェン氏の言う黄金世代とはスティーブン・ジェラード、デイビッド・ベッカム、リオ・ファーディナンドらの世代で、彼らが代表の主軸だったEURO2004や2006ドイツワールドカップでは優勝候補に挙げられていた。
英『FourFourTwo』によると、同氏は今の若手を優秀と認めながらも、選手1人1人の能力では自分たち黄金世代に敵わないと語っている。

「僕たちの世代には世界のベストプレイヤーが何人かいたんだ。今の世代にそれほど良い選手がいるかい?そうと言えないね。スコールズ、ジェラード、ルーニー、ファーディナンド、ランパード、ベッカム、そして私もいた。今の若い世代にこうした類の選手がいるとは思わないね。ただ、彼らはトーナメントでもっと先に進むだけの能力はあると思うよ」

確かにジェラードやベッカムのような知名度を誇る選手は少なく、今の若手もまだ世界トップレベルとは言えない。当時の黄金世代はEURO2004、2006ワールドカップともPK戦で敗れて波を呑んだが、今の若い世代はロシアの地でさらに先の世界にたどり着けるか。

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