「トッテナムより下ではない」 ヴェンゲル、ライバルとの力関係が変わっていないとアピール

ノースロンドン・ダービー迫る photo/Getty Images

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18日に直接対決

昨季はアーセナルにとって屈辱的なシーズンだった。トップ4を逃したこともそうだが、ライバルのトッテナムより下の順位でフィニッシュしてしまったのだ。18日には両者が対戦するが、今回もアーセナルはトッテナムより下の順位の状態でこのノースロンドン・ダービーに臨むことになる。両チームの勝ち点差は4離れており、今となってはトッテナムの方が上といった意見が出ても仕方ないだろう。

しかし、アーセナル指揮官アーセン・ヴェンゲルはトッテナムとのパワーバランスが逆転したとの意見に納得していない。英『Daily Mail』によると、ヴェンゲルは今回のダービーにも勝つ自信があると語り、決してトッテナムとの力関係が入れ替わっていないことを強調している。

「トッテナムは良いチームだと思うが、我々はこのゲームに勝つクオリティがある。今回はそれを見せたいね。我々が強いことを証明するには良い相手だ。やろうじゃないか。我々は昨季FAカップを獲得し、勝ち点も75点獲った。この21年で初めてチャンピオンズリーグ出場権を逃したのは残念だが、我々の成績は極めてポジティブなものだと思う。選手たちは失望しただろうが、トッテナムより下ではないよ。トップ4圏外だったのは非常に残念だ。なぜならプレミアリーグ始まって以来75ポイント獲ってトップ4に入れなかったのは初めてなのだからね」
昨季はアーセナルが5位、トッテナムは2位だった。今季もトッテナムは粘り強く勝ち点を積み上げ、チャンピオンズリーグでもレアル・マドリードを撃破するサプライズを起こしている。力関係が逆転したとの意見が出るのも当然と言えるが、アーセナルは意地を見せられるか。

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