エジル、ミュラーらも危険か ヴェルナーら若手の成長を肌で感じたドイツ代表の2017年

成長を続けるドイツ代表 photo/Getty Images

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ロシアへ行けるのは誰だ!?

2018ロシアワールドカップまであと7か月程度となったが、タレント軍団のドイツ代表はどのようなメンバー構成でロシアへ向かうのだろうか。

ドイツは2014ブラジルワールドカップを制覇しており、普通であれば前回大会の優勝経験者の多くが4年後のワールドカップへ向かうことになる。優勝メンバーから大胆な世代交代をするのは難しいはずなのだが、2017年のドイツは若手の成長を肌で感じる1年となった。

ドイツサッカー連盟は公式サイトでこの1年の戦いを振り返っているが、2017年に代表デビューを飾った選手は合計8名。GKケビン・トラップ、DFマルヴィン・プラッテンハルト、MFアミン・ユネス、MFラース・シュティンドル、MFディエゴ・デンメ、MFケレム・デミルバイ、FWサンドロ・ヴァーグナー、FWティモ・ヴェルナーの8名だ。
特にヴェルナーの登場は大きく、今年のドイツ代表最多得点者は7点でヴェルナーだ。それに続くのは6点でMFレオン・ゴレツカ、5得点のFWヴァーグナー、4得点のシュティンドルと代表経験の浅い選手たちが続く。

こうした新世代を中心にドイツはコンフェデレーションズカップ、U-21欧州選手権を制覇しており、この1年で世代交代の準備は出来上がったと言える。結局2017年のドイツ代表は15試合を戦って11勝4分と負けがなく、メンバーを大幅に変更しながらも安定感は抜群だ。

この1年でメンバー争いは一層激しくなったといえるが、最終的に生き残るのは誰なのか。代表メンバーの発表だけでもドイツは世界中から注目を集めることになりそうだ。

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