イタリア代表選手たちが密かにヴェントゥーラを批判していた? 「ブッフォンが選手と監督したほうが良い」

イタリア代表監督を務めていたヴェントゥーラ photo/Getty Images

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伊紙は選手間でこうしたやり取りあったと伝える

2018ロシアワールドカップ欧州プレーオフでスウェーデン代表に敗れたイタリア代表は、60年ぶりにワールドカップ出場を逃した。グループステージを戦っている段階から代表監督のジャンピエロ・ヴェントゥーラには疑問の声が挙がっており、スウェーデンとのプレーオフ1stレグに0-1で敗れた時点で信頼は地に落ちた。代表OBからもヴェントゥーラへの批判的な意見が出ることとなり、案の定2ndレグでも状況が好転することはなかった。

1stレグの結果からヴェントゥーラへの疑問を覚えたサポーターも多かっただろうが、それは代表選手も同じだったのかもしれない。伊『Corriere della Sera』は選手たちがヴェントゥーラへの不信感を募らせ、選手の間では監督のやり方を批判する内容のメールなどが送られていたと伝えている。

その中には「今のアッズーリはブッフォンが選手、主将、そして監督を務めた方がきっと良いことになる。今のチームは嵐の中にいる無人の船だ」といった内容のものもあったと伝えており、ヴェントゥーラに指揮を任せるくらいなら経験豊富なブッフォンを選手兼監督にした方がいいのではないかと感じていた選手までいるという。
選手たちが監督の采配に疑問を持っていたとなれば、当然1つにまとまるのは難しい。チーム一丸となって必死の戦いを見せたスウェーデン代表とは大きな差があり、それもプレーオフの勝敗を分けた一因なのだろう。

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