10年ぶりのアジア制覇へ AFC公式が取り上げた浦和のキーマンは……

浦和の10番を背負う柏木。ACL決勝でも活躍が期待される photo/Getty Images

攻撃を支える3選手を紹介

18日と25日にAFCチャンピオンズリーグ2017(ACL)の決勝が行われ、浦和レッズとアル・ヒラル(サウジアラビア)がアジア王座をかけて相見える。この大一番を前に、AFCが浦和のキーマンとなりそうな3選手をピックアップした。

済州ユナイテッドや川崎フロンターレを逆転で退け、準決勝ではフッキやオスカルといったビッグネームを擁する上海上港との激闘を制し、決勝までコマを進めた浦和。2007年以来、2度目のアジア制覇を目指す。

AFCの公式サイトが「チームの主力である代表的な選手」として挙げた1人目は、FWラファエル・シルバだ。浦和加入1年目ながらチームの主力として活躍。ACLではここまで9試合に出場して7ゴールを記録しており、Jリーグでも25試合で12ゴールを挙げている。ACL準決勝の2ndレグでは貴重な決勝ゴールをゲットし、決勝進出の立役者となっていた。途中出場した5試合で4ゴールを挙げるなど、得点力を評価しており、「65分に1ゴールを奪っている。準決勝2ndレグのヘディング弾はこれ以上ないほど重要だった」と紹介した。

そして2人目に取り上げたのは、浦和の絶対的ストライカーであるFW興梠慎三。Jリーグで今季20ゴールを挙げていることに触れつつ「浦和レッズで非常に人気のある選手。アジアの舞台では得点を挙げた試合以外でも、チームに勝利をもたらしてきた」などと綴っている。同サイトによると、4ゴール以外にもアシストランキングで5位、16度のチャンスクリエイトを記録しているという。

最後に3人目は、チームの10番を背負うMF柏木陽介だ。先日、来季以降も浦和へ残ることが発表された司令塔は、ACLで素晴らしいデータを残している。同サイトは「出場7試合にもかかわらず、アシストランキングは4位、チャンスクリエイトは18回で2位、アタッキングサードでのパス成功本数は217回」と紹介。さらに「左足に魔法の杖を持つ、柏木のテクニックとパス範囲の広さは日本では有名。セットプレイ、ムチのようなクロス、DFを切り裂くパス、全てが彼のレパートリーだ」と絶賛している。

はたして、浦和は攻撃を支える彼ら3人を中心にアル・ヒラルからゴールを奪い、10年ぶりにアジア王者の栄冠を手にすることができるのか。

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