浦和に立ちはだかる“強敵”アル・ヒラル ACL決勝で注意すべき3選手

10年ぶりのアジア制覇を目指す浦和。サポーターも応援に熱が入る photo/Getty Images

グループステージから無敗のアル・ヒラル

18日と25日にAFCチャンピオンズリーグ2017(ACL)の決勝が行われ、浦和レッズとアル・ヒラルがアジア王座をかけて相見える。試合に先立って、AFCがアル・ヒラルのキーマンとなりそうな選手をピックアップ。10年ぶりのアジア制覇を目指す浦和にとって、決勝で注意すべき選手となりそうだ。

かつてアルゼンチン代表でも活躍し、横浜マリノスでもプレイしたラモン・ディアス監督が率いるアル・ヒラル。元サンフレッチェ広島DF塩谷司が加入したアル・アイン(UAE)などを退け、決勝進出を果たした。決して侮れない強敵だが、その中でもAFCの公式サイトは次の3選手をキーマンとして挙げている。

1人目は、シリア代表としても活躍するFWオマル・ハルビンだ。ここまで12試合に出場して9ゴールと得点を量産。ペルセポリスとの準決勝1stレグではハットトリックを達成している。同サイトは「ACLで印象を残している選手」と取り上げた。

そして2人目は、ポルトガルの名門ポルトやフランスのニースでもプレイしたことのあるブラジル人MFカルロス・エドゥアルド。高い攻撃力が売りの同選手は、12試合で7ゴールを挙げており、準々決勝2ndレグのアル・アインとの重要な一戦でハットトリックを記録した。「アル・アイン戦の3得点は、疑う余地のないハイライト」と伝えている。

最後にピックアップしたのは、サウジアラビア代表MFサルマン・アル・ファラジである。下部組織時代から過ごし、トップチーム昇格後もアル・ヒラル一筋でプレイする同選手は、ボランチとしてここまでACL11試合に出場。グループステージから無敗で決勝進出を果たしたチームの躍進を支えている。同サイトも「2017年のACLで最もハードワークしてきた選手」と絶賛し、「ボールタッチ数(858回)とボール奪取回数(76)ともに、今大会のランキングで2位になっている」と紹介した。

今季のACLで、ハットトリックを記録した選手が2人もいるアル・ヒラル。浦和はこの強力な攻撃陣をいかにして抑えられるかが、勝利のカギとなりそうだ。日本の代表として、是非ともアジア制覇を成し遂げてもらいたい。

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