アーセナル、香川真司を発掘した“名スカウト”の引き抜きに成功

ドルトムントの発展に大きく貢献したミスリンタト氏 photo/Getty Images

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ヴェンゲルも太鼓判

アーセナルは20日、ドルトムントでチーフスカウトを務めていたスヴェン・ミスリンタト氏の雇用を正式に発表した。

同クラブを率いるアーセン・ヴェンゲル監督はクラブ公式ホームページのコメントで、同氏の引き抜きに成功したことについて満足感を示している。

「スヴェンがアーセナルの一員になってくれることを嬉しく思う。才能あふれる若手の発掘と開発はこのクラブの理念だからね。スヴェンはその分野で長年にわたり実績を残してきた。彼が我々のスカウト部門を強化してくれることを楽しみにしている」
2010年に当時セレッソ大阪に在籍していた香川真司を引き抜いたことで知られるミスリンタト氏。その後もイルカイ・ギュンドアン(現マンチェスター・シティ)やロベルト・レヴァンドフスキ(現バイエルン・ミュンヘン)、及びピエール・エメリク・オバメヤンなどの獲得に尽力するなど、同クラブの発展に大きく貢献した。同じく若手の有望株の発掘に力を注ぐアーセナルへの転勤が決定した同氏だが、UEFAチャンピオンズリーグ(本選)への連続出場記録が途絶えた同クラブに新たな息吹を吹き込めるかに注目が集まる。

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