引く手あまたの名将ファン・ハール プレミア復帰説が急浮上   

昨夏を最後に現場から遠ざかっているファン・ハール氏 photo/Getty Images

不振を極める古豪に赴くのか

アヤックスを皮切りに5つの欧州クラブで指揮を執り、オランダ代表監督も歴任したルイ・ファン・ハール氏。昨年のマンチェスター・ユナイテッドでの指揮を最後に現場から離れている同氏だが、一時はバイエルン・ミュンヘンで解任の憂き目に遭ったカルロ・アンチェロッティ氏の後任候補に浮上するなど、各方面より現場復帰を望む声があがっている。

こうした状況のなか、エヴァートンが同氏を後任候補に据えたことが英『TRIBAL FOOTBALL』で話題に。かねてよりマルコ・シウバ監督(現ワトフォード)の引き抜きを画策している同クラブだが、シーズン途中という現状が災いし、交渉が難航。同クラブがシウバ監督の引き抜きに失敗した場合、より経験豊富なファン・ハール氏の招聘にシフトする可能性があるという見解が併せて示された。

欧州屈指の戦術家としてサッカー界に名を馳せたファン・ハール氏。バルセロナの監督時代に育て上げたカルレス・プジョル、シャビ・エルナンデス、アンドレス・イニエスタなどの教え子たちがスペイン代表の黄金時代を支えるまでに成長するなど、若手の育成には特筆すべきものがある。トム・デイビス、アデモラ・ルックマン、ドミニク・キャルバート・ルーウィンなど、イングランドの次世代を担う逸材を数多く抱えているエヴァートンだが、同氏に金の卵を託す日がおとずれるのだろうか。同クラブの監督人事に注目が集まる。

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