ラツィオ戦で決勝点のナインゴラン、実は満身創痍のローマダービーだった!?

85分までプレイし、決勝ゴールを挙げたナインゴラン photo/Getty Images

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痛み止めを打ってプレイ

ローマは18日、セリエA第13節で宿敵ラツィオと対戦し、2-1で勝利を収めている。この試合で決勝ゴールを挙げ、勝利に貢献したベルギー代表MFラジャ・ナインゴランだが、実は満身創痍の中でプレイしていたようだ。

代表での怪我で、ローマダービーの欠場も噂されていたナインゴランは、無事スタメンに名を連ね、85分までプレイ。1点リードして迎えた53分には、狙い澄ましミドルシュートをゴール左に決め、怪我の影響を感じさせないパフォーマンスを披露していた。

しかし、ベルギー『sporza』のインタビューに応じた際、ナインゴランは「オレも普通の人なんだ。ベルギー代表で少し怪我をしてしまったから、ちょっと早く戻ってきた。実は、ラツィオ戦のためにいくつか痛み止めを打っていたんだ。オレはどうしてもそこに立ちたかったからね」とコメント。ラツィオ戦への出場は強行出場だったようだ。さらに「土曜日の試合中も少し痛みを感じていたし、正直80〜85%しか僕の能力は出せなかった」と明かしている。
この一戦で先制ゴールを挙げたディエゴ・ペロッティが試合後のインタビューで、ナインゴランについて「彼の身体は何で作られているんだろう。人間じゃないね」と述べ、脱帽させられていた。痛み止めを打ってのプレイで、あれだけの活躍。やはり「ベルギーのニンジャ」の能力は、人間離れしていた。

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