4‐0から4-4へ 許されないダービーでの失態にドルトムントMF「後半のことは理解できない」

試合後にヒートアップするシャヒン photo/Getty Images

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メンタルで負けてしまった後半の45分間

25日にシャルケとのルールダービーを戦ったドルトムントは、前半を4‐0で折り返しながら最終的に4-4に追いつかれるという失態を演じてしまった。ダービーらしい劇的な展開と言うこともできるが、4‐0で折り返したのならば試合をしっかり締めくくらなければならない。ドルトムント側のミスから生まれたドラマと言えよう。

米『ESPN』によると、ドルトムントMFヌリ・シャヒンも今回のドローに肩を落としている。ダービーだからこそ起きてはならなかった同点劇と理解しているようで、試合中の心境を振り返っている。

「チーム全員が批判を受けないといけない。これは起きるべきではなかった。ダービーで4‐0とリードしたなら、こんな同点劇は起きるべきではなかったよ。後半のことは理解できない。前半の最後の5分間の時点で僕たちは上手くいっていなかったんだと思う。それはドレッシングルームでも話し合った」
「ダービーじゃなければ僕たちが勝っていただろう。だけど僕たちは本当に起こるかもと考え始めてしまった。10人になり、シャルケが3点目を決め、アディショナルタイムが7分と見た時にネガティブなことを考えてしまった。ファンはタフな時もサポートしてくれたし、言い訳はないよ」

前半の30分間はドルトムントにとって幸せな時間だったのだが、徐々に脆い守備が顔を出してしまった。4‐0でリードしていたからこそ、引き分けに終わった失望感は大きいだろう。

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