ブッフォン、セリエA最優秀選手賞を初受賞 来年6月の“Xデー”までは代表でもプレイ?

最優秀選手に選ばれたブッフォン photo/Getty Images

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ブッフォンの揺るぎない忠誠心

27日、イタリアサッカー選手協会(AIC)が主催する『グラン・ガラ・デル・カルチョ2017』が開催された。2016-17シーズンの最優秀チームには、前人未到の6連覇を成し遂げたユヴェントスが選ばれ、同クラブを牽引した元イタリア代表GKジャンルイジ・ブッフォンが最優秀選手賞を受賞している。

伊『Corriere dello Sport』や『LA STAMPA』などの地元メディアによると、セリエA最優秀選手賞を初めて受賞したブッフォンは授賞式へ到着した際、記者団のインタビューに応じると、代表引退について聞かれ「私は一定の年齢に達した。休息を取るのが正しい判断だ」とコメント。改めてイタリア代表から退くことを強調した。

ただ一方で「私はこれまで代表とユヴェントスのために、常に戦ってきた戦士だ。それを投げ捨てることはできないし、もし60歳になっても代表がらお呼びがかかることがあれば、もちろん『イエス』と応えるだろう」とイタリア代表への忠誠心も明かしつつ「私が終わりを迎えるのは、あくまで(2018年)6月だ。2年間の集大成として、まだいくつかの試合に出るかもね」と親善試合への出場の可能性を示唆している。
さらに、代表指揮官を解任されたジャンピエロ・ヴェントゥーラ監督について「残念なことに、私たちは夢や希望を成し遂げるためのゴールを奪うことができなかった。でも、監督は自分自身の仕事をしたと思う」と話し、指揮官を擁護した。

これまでイタリア代表を長年牽引してきたブッフォン。常に全力で走り続けてきたレジェンドGKは、現役引退を示唆している来年6月の「Xデー」まで、代表でもプレイするかもしれない。未来を担う若手GKに出場機会を与えるため、決して多くはないだろうが、ブッフォンのイタリア代表での残り数少ない勇姿をその目に焼き付けたい。

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