一昨季の王者レスターがトッテナムを手玉に 岡崎も果敢なプレスで勝利に貢献[映像アリ]

貴重な先制点を挙げたバーディ photo/Getty Images

“原点回帰”で勝利をモノに

28日にプレミアリーグの第14節が行われ、日本代表FW岡崎慎司が所属するレスター・シティがトッテナムと対戦した。

リーグ戦3試合ぶりの先発出場となった岡崎は、序盤から積極的なプレスを敢行。トッテナムの中盤や最終ラインに圧力をかけ、レスターの守備を引き締める。

堅守速攻で試合の主導権を握ったレスターは13分、左サイドでボールを受けたオルブライトンが前線に浮き球のパスを送ると、相手最終ラインの背後を陥れたバーディがループシュートを放ち、先制点を挙げた。

ラインコントロールがままならず、度々バーディに最終ラインの背後を突かれたトッテナム。3バックから4バックに布陣を変更して徐々に落ち着きを取り戻したものの、素早い帰陣でゴール前を固めるレスターの守備を切り崩せない。31分にはカウンターから抜け出したアリが決定的なシュートを放つが、相手GKシュマイケルの好セーブに阻まれ、得点には至らなかった。

トッテナムの攻撃を凌いだレスターは前半アディショナルタイム、右サイドでボールを受けたマフレズが鋭いドリブルで中央に切り込み、ミドルシュートを放つ。このシュートがゴール左隅に突き刺さり、レスターが貴重な追加点を挙げた。レスターが2点をリードし、前半を終える。

後半もレスターが[4-4-2]の守備ブロックを敷き、トッテナムの攻撃を封印。バーディ、岡崎の2トップも献身的なプレスでトッテナムのパスワークを妨害し、相手に決定機を作らせない。敵陣バイタルエリアを切り崩せない時間が続いたトッテナムは79分、投入されたばかりのラメラがペナルティアーク付近からスルーパスを送ると、このパスを受けたケインがペナルティエリア内で右足を振り抜き、反撃の狼煙を上げた。その後もトッテナムのパワープレイに苦しめられたレスターだが、最終ラインの選手を中心にクロスを跳ね返し続け、試合はこのまま終了。レスターが一昨季の同リーグ制覇の原動力となった堅守速攻を体現し、貴重な勝利をモノにした。

[メンバー]
レスター:シュマイケル、シンプソン、モーガン、マグワイア、チルウェル、エンディディ、イボーラ、マフレズ(→グレイ 77)、オルブライトン、岡崎(→チョードゥリー 83)、バーディ(→スリマニ 87)

トッテナム:ロリス、ダイアー、サンチェス、ヴェルトンゲン、オーリエ、シソコ(→ソン 57)、デンベレ(→ジョレンテ 68)、エリクセン(→ラメラ 77)、ローズ、アリ、ケイン

[スコア]
レスター 2-1 トッテナム

[得点者]
レスター:バーディ(13)、マフレズ(45+1)

トッテナム:ケイン(79)









参照元:Twitter

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