ジャガーは今がチャンスだ! 主力の離脱で浅野に注目「ハノーファー戦の得点は大きな自信になる」

シュツットガルトでプレイする浅野 photo/Getty Images

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浅野のスピードにスポット当たる

現在日本代表FW浅野拓磨が所属しているシュツットガルトは、昨季1部昇格を決めたばかりのチームだ。しかし、前線には興味深い実力を持った選手が数多く揃っている。1部昇格の立役者だった長身FWシモン・テロッデ、スポルティング・リスボンからレンタル移籍しているカルロス・マネ、浅野と同じくスピード自慢のヨシップ・ブレカロ、2014年から同クラブでプレイするダニエル・ギンチェク、今夏チームに加わったアナスタシオス・ドニス、チャドラック・アコロ、そして浅野だ。特に今夏加わったアコロは現在チームトップとなる4得点を記録するなど重要な存在になりつつある。浅野がポジションを奪うのは簡単ではない。

ただし、今は浅野にチャンスが巡ってきている。テロッデはここまで2得点と調子が上がらず、アコロ、ギンチェク、マネ、ドニスの4人は負傷離脱中だ。前節のドルトムント戦、今節のハノーファー戦では浅野に出場機会が与えられ、ハノーファー戦では見事にゴールも決めてみせた。マネが長期離脱からの復帰が近付くなどライバルも着々と準備を進めているため、浅野は何としてもこの間にアピールしておきたいところ。

独『Echo24』もジャガーの愛称で知られる浅野を特集しており、「ハノーファー戦での得点は大きな自信を与えることになる」と今後の爆発に期待をかけている。アコロら主力組の負傷に加えてテロッデの調子も上がらない現状では、浅野をスタメンで起用する以外に手はないはずだ。
同メディアは得点部分以外でも浅野が自慢のスピードでチャンスに絡む場面があったことを伝えており、ここ2試合の浅野のパフォーマンスは一定の評価を得ている。スタメン争いで生き残るには今がチャンスと言えるが、ジャガーは12月に入ってからも結果を出し続けられるだろうか。

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