ガットゥーゾ現役時代のミランは凄かった! 英紙が今のチームとの”混合ベストイレブン”を発表

豪華だったかつてのミラン photo/Getty Images

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ガットゥーゾ監督誕生記念

ヴィンチェンツォ・モンテッラに代わってジェンナーロ・イヴァン・ガットゥーゾがミランの指揮官に就任したが、英『FourFourTwo』はそれを機にガットゥーゾが現役だった当時のミランと現在のミランを比較。2003年以降のチームと現在のチームを混合したベストイレブンを作成している。

GK:ジャンルイジ・ドンナルンマ

当時のミランは世界トップレベルの実力を持つチームで、今とは比較にならないほど豪華な選手を抱えていた。もちろん今回の企画でも当時のチームからほとんどの選手が選ばれているのだが、GKにはジャンルイジ・ドンナルンマが入っている。当時のチームにはジーダがいたが、同メディアはジーダが波の激しい不安定なGKだったと指摘。加えて当時のチームは最終ラインに実力者を揃えており、彼らがジーダを助けたのは言うまでもない。総合的に判断するとドンナルンマの方が上と言ってもいいかもしれない。
DF:アレッサンドロ・コスタクルタ、アレッサンドロ・ネスタ、レオナルド・ボヌッチ、パオロ・マルディーニ

多くの実力者がプレイした最終ラインからは唯一ボヌッチが入っている。ボヌッチはミランで期待に応えているとは言い難いが、同メディアはユヴェントスとイタリア代表で見せていたパフォーマンスを評価。カハ・カラーゼよりボヌッチがセンターバックに入るにふさわしいと判断したようだ。

MF:ガットゥーゾ、アンドレア・ピルロ、クラレンス・セードルフ、ルイ・コスタ

中盤の底からアタッカーを自在に操ったピルロ、ピルロの分も守備に走ったガットゥーゾ、完璧なバランサーだったセードルフ、特別なアイディアを持っていたルイ・コスタと渋い実力者が選ばれた。残念ながらこの4人にフランク・ケシエやルーカス・ビリア、ハカン・チャルハノールが挑むのは無理があるだろう。

FW:アンドリー・シェフチェンコ、フィリッポ・インザーギ

ここも説明不要だろう。得点力不足に苦しむニコラ・カリニッチ、アンドレ・シウバとレジェンド2人を比較することはできない。当時のミランには一瞬のチャンスを活かしてくれる絶対的なストライカーがいたが、今のチームにはそうした人材が欠けている。

ここにカカーが入らなかったのは意外だが、同メディアの選出したベストイレブンはこのような結果となった。ガットゥーゾは当時より戦力で劣るミランを上位に押し上げる難しいミッションを任されることになったわけだが、闘犬がどのような指揮を執るのか注目だ。

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