ガットゥーゾ新監督、低迷するミランを立て直せるか「困難な時期だがポジティブ」

愛するミランのトップチームを率いることとなったガットゥーゾ氏 photo/Getty Images

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「その場しのぎの選択ではない」

ACミランは28日、指揮官に就任することが先日発表されたジェンナーロ・ガットゥーゾ新監督の就任会見を実施。同監督が意気込みなどを語った。

ミランを率いて2年目のシーズンを迎えたヴィンチェンツォ・モンテッラ前監督。チームが今夏の移籍市場で大型補強を行ったが、結果を残すことができず、第14節トリノ戦の引き分けを機に指揮官を解任されていた。これを受けて、クラブのレジェンドで、下部組織の指揮官を務めていたガットゥーゾ監督が後任に。低迷する名門の復活を託された。

そんなガットゥーゾ新監督が記者会見へ出席し、インタビューに応じると「今日は大切な日だ。そして、大きな責任を感じているよ。たくさんの代表選手と若手選手がいるチームを率いれるし、私は確信している。今は困難な時期ではあるが、私はポジティブだ。うまくやるための全てが揃っているからね」とコメント。クラブの公式サイトなどが伝えている。
さらに、自身の起用法についても「私は3枚のDFでプレイさせると思う。モンテッラについてかい? スタイルは異なるが、我々は素晴らしい関係を持っているよ。彼はボールを動かしポゼンッションを高めることを好むが、私は縦へのプレイを好む」と言及した。

一方、クラブのCEOを務めるマルコ・ファッソーネ氏も「ガットゥーゾはその場しのぎの選択ではない。彼への任命は最善の決断だ。彼は誰よりもクラブを知っているし、クラブへ復帰してからもよくやってくれている。彼がうまくやってくれることを確信しているよ。このチャンスを最大限に活かしたい。彼は我々のファーストチョイスだった」と述べ、期待をあらわにしている。

はたして、ガットゥーゾ新監督は愛するミランを立て直すことができるのか。指揮官としての手腕に注目が集まる。

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