磐田×鹿島と川崎×大宮 今季のJ王者が決まる運命一戦はともにチケット完売

栄光のシャーレを掲げるのは鹿島か、川崎か photo/Getty Images

ついにクライマックスを迎えるJ1

12月2日に2017明治安田生命J1リーグの最終節が行われ、ついに今季のJリーグ王者が決まる。運命のクライマックスを前に、優勝がかかったジュビロ磐田×鹿島アントラーズ、川崎フロンターレ×大宮アルディージャの一戦は、ともにチケットが全席種完売した。ホームチームである磐田と川崎が、クラブの公式サイトを通じて発表している。

第33節で勝利すれば優勝が決まる首位の鹿島は、いく度となく柏レイソルゴールを襲うも、今季何度もスーパーセーブを披露してきたGK中村航輔の牙城を崩すことができず、ホーム最終戦を痛恨のスコアレスドローで終えた。一方、2位の川崎はアジア制覇を成し遂げた浦和レッズから小林悠が値千金のゴールを奪い、1-0で勝利。この結果、優勝争いは12月2日の最終節までもつれ込むこととなった。

両チームの勝ち点差はわずかに「2」。もちろん、鹿島は磐田戦で勝利すれば優勝、そして2連覇が決まる。ただ、引き分け以下で終えると一転してピンチに。鹿島が磐田とドローで終え、川崎が大宮に勝利した場合、両チームが勝ち点「72」で並ぶ。勝ち点の次に順位の決め手になるのが得失点差で、川崎が鹿島に12ポイントもリードしているのだ。そのため、同様の結果になると、川崎の逆転優勝が堅く、スキを与えてしまう。一方、川崎は単純明快で、鹿島の結果次第ではあるものの、逆転優勝には勝利以外の選択肢はない。つまり、両チームともに、優勝を勝ち取るためには勝利が必須といっても過言ではない。

はたして、今季のJ1優勝は鹿島と川崎のどちらが手にするのだろうか。最多優勝を誇る鹿島か、はたまた悲願の初タイトルに燃える川崎か。

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