「我々は何度言ってきた?」 レスター地元紙が岡崎を信頼せよと指揮官にメッセージ

レスターの岡崎慎司 photo/Getty Images

結局は岡崎が必要になる

レスター・シティを優勝に導いたクラウディオ・ラニエリ、そのチームを引き継いだクレイグ・シェイクスピア、そして現在指揮を執るクロード・ピュエル。どの監督も日本代表FW岡崎慎司の重要性に後から気付くことになる。

ピュエルは就任以降様々なシステムを試してきたが、28日のトッテナム戦ではジェイミー・バーディと岡崎の2トップを採用。献身性に定評のあるマルク・オルブライトンも起用し、レスターの鉄板スタイルといえる形でトッテナムを2-1と撃破した。

この勝利に地元紙『Leicester Mercury』は、「岡崎をもっと信頼するべき」と主張。今回のトッテナム戦で分かったことの1つに岡崎の重要性を挙げている。

岡崎はこの試合で両チーム通じて最多となる5度のタックルを記録しており、相変わらずFWながら献身性は抜群だ。高い位置でボールを奪ってバーディに幾度となくチャンスボールを送ったとも評価されており、岡崎がいる時といない時でレスターは大きく変わってしまう。

同メディアは「ピュエルは誰よりも岡崎を信頼する必要がある。これまで我々は何度そう言ってきただろう?ラニエリ、シェイクスピアも日本代表FW抜きの戦い方を模索した。そして痛い目を見ることになる。彼がいた方がエネルギッシュで、チームはより機能する」と働きぶりを絶賛している。

バーディ、リヤド・マフレズらチームの主役を活かし、なおかつ前線から守備を引き締めていくには岡崎が欠かせないのだろう。レスターのサッカーでは岡崎が最も重要な脇役の1人なのだ。

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